Zipang Rock

Day47 London

昨日からロンドン。でもEdinburgh Festival Fringeにて太鼓衆一気の公演のお話しを。

男性のリーダーと、女性のメンバー3名による和太鼓のショー。すべてオリジナル曲。

一糸乱れぬとはこのこと。見ていると呼吸をするのも忘れるくらいの張り詰めた空気。

肉体を限界まで追い込むような早技とその繰り返し。「もう止めて!」と言ってしまうくらい胸が締め付けられる感じ。「止めて」って感想も変なんだけど。

低く重みのある音の連なりで、神様が下りてきて、観客を群青色とと白の渦の中に巻き込んでいくじゃないかと思った。(なぜか群青色と白色に思えた)

高く弾ける音の連なりで、奏者が演奏しているうちに神様に召されるんじゃないかと思った。

だから、1曲終わるたびに、「奏者も私たち観客も、全員生きてて良かった」と深呼吸してしまった。

前記事の彼女が、こんなことを話してくれた。

演奏しているとき、体がすっごく軽くって、なんだかすーーーーっと体が動く瞬間が時々訪れるという。公演中、1回あるかどうか。それが、どんな時に訪れるのか、彼女自身、わからないといっていたけれど(笑)何かの結果としてこれが訪れているわけで、でも何故それが訪れるのかはわからない。

これは私の憶測だが、この瞬間、とてつもなく集中していて、練習してきたことが100%出ていて、さらに、お客さんの反応とも相まって、これまでにないすばらしい演奏になっているのではないだろうか。パフォーマーが舞台で感じている世界は、パフォーマー自身もうまく説明できないくらい不思議で美しいときがある気がする。

公演後は、もう、全員スタンディングオベーション。和太鼓に負けないくらいの、手がちぎれるんじゃないかというくらいの拍手をお客さん皆が奏者に送っていた。

出口で彼女に会えた。

今日は、そんな感覚はあったんだろうかと聞くと…

「うーん、今日は無くて…まだまだです」

って。

えーーーー?!?!?!
私は死んでしまうんじゃないかと思ったくらいの演奏だったのに(笑)

まだまだ、という言葉を聞いて、本当に尊敬しました。

太鼓衆一気は15周年ということで日本ツアーがあるらしい。
ぜひ日本で応援に行きたい!

つづく…

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