Day10 Cuba
– Varadero
朝早くバスの停留所へ。3時間かけてキューバ随一のビーチエリアVaraderoへ日帰りの旅。Viazulという長距離バス会社のバスは事前予約しておいたが、当日は1時間前にバスターミナルにてチェックインしなければならないと書いてある。飛行機並みの時間のかけ方にびっくり。
バスは満員。隣になった女性が話しかけてくれた。話すというか、彼女のケータイの翻訳アプリに、スペイン語と英語をお互い打ち込んでは渡すという超近距離文通。
彼女は33歳、3児の母。電力会社に勤務している。年に2度の長期休みの1回で、Varaderoの一つ前の停車場近くにあるご実家に帰省するところだという。ご家族の写真を見せてもらうと、お子さんのかわいいこと!旦那さんは筋骨隆々のイケメンだ!しばらく話していて、私がぽろっと、おなかすいたーとこぼすと、「よかったらあげる、食べかけだけど」と、カバンから大きなサンドイッチを取り出してくれた。ハムとチーズを白いパンで挟んだキューバ定番のサンドイッチ。感謝しながらいただいた。素朴で優しい味。
カサではキューバのおばあちゃんに出会い、バスではキューバのお母さんに出会った気分だった。(いや、6歳しか違わないから、お姉さんといった方がいいかな)
さて、ビーチ到着。白い砂浜が28kmも続くらしい。
一人に男の子が、勇敢に波と戦っている。来る波来る波に体当たりしたり、飛び越えたり。私も一緒に遊び始めると、ついて来いよーと言っているのかどんどん沖へ進む。でも遠浅なので、なかなか深くはならない。
バラデロは遠浅の海をどんどん歩いても、ナマコや珊瑚、貝などが見当たらない。本当に白砂だけ。プールに入っているのかと思うくらいだ。
しばらく一緒に遊んでお別れ。
バスのお母さん、男の子との楽しい出会いに感謝の一日でした。
つづく…