Talk Session and Dance Performance 3/6

11/11にプロインタビュアーIsao Tokuhashiさんとの対談イベントをさせていただいた。「良い意味で道を踏み外した人間」シリーズ、第19回目だそう。世界一周「表現と体づくりを学ぶ旅」帰国報告会と題してのイベント。出発前には、こちらのインタビューもしてくださった。

今回は、トーク1時間、パフォーマンス10分、アフタートーク20分といった構成。Ambista Houseが公演スペースに早変わり。前々回の記事で、この日のための踊りが全然作れない、と書いたのだが…なんとか作れまして。

せっかくトークが1時間ある、ダンス公演ではなかなか無い構成だったので、トークで話したことに中に、ストーリーのヒントはあるようなパフォーマンスにした。けれど、私個人の物語として踊っているのではなくて、もっと抽象的な概念として踊りたいと思っていた。そして、自由に解釈してもらえたら、と思っていた。アフタートークでの感想や質問も楽しみだった。

まず、このイベントで嬉しかったのは、見に来てくださった方は、普段ダンスをやられていない方がほとんどで(世界一周というキーワードもあったので、そんな興味でいらした方も)、年齢も幅広く、男女も半々くらいだったということ。そう、いろ~んな人たちだった。

ダンス作品をダンスをやっている人が見ているだけでは、ダンサーの世界が広がらないから、様々な人がダンスを見に来る「文化をつくりたい」と思っていた。(ベルリンでそんなことを語り合ったという記事はこちら

帰国後、初のイベントで、その思いがそのまま現実になっていて、とっても嬉しかった。もちろん、ささやかなイベント1回やっただけで文化になるはずもなく、けれど、確実にゼロではないから、これからいろんな工夫をしながら、長く長くこれに挑戦したいと改めて思いました。

さて、パフォーマンスとアフタートークは動画に残っているのですが(こちら)、アフタートークのことをかいつまんで書いておこうと思います。

ある動きにぐっときた、美しい仕草だった、と動きに注目してくれた人。動きに関しては、たとえば歩くとか走るとか、そんな日常の動きは踊りになりうるのか、という質問をしてくれた人も。

かなり具体的に想像したストーリーを言ってくれて、さらに、一部わからなかった部分を、何を表していたのか気になって質問してくれた人も。逆に、ストーリーはわからなかったけれど、お話しが進むにつれ、人間が日々新しく脱皮していく様子に見えた、と大きなテーマとして捉えて見てくれた人も。そして、ストーリーがわからないからこそ、もっと見たくなった、とも付け加えてくれたり。

今までダンス作品を見たことがなかったから、どうやって見ればいいかわからなかったけど、自分が見たまま思ったままでいいんだと気づけて、肩肘張ってみる必要もないんだと思った、と言ってくれた人。

どの感想も質問も、とっても面白いし、次につながる貴重な材料でした。本当にありがとうございました。

私の中で作っていたものが、見てくださる方のものになって、その方の中でどんどん膨らんでいく様が手に取るようにわかって、とっても面白かった。人の脳みそを借りて、その踊りが面白くなっていく、というか。

もうひとつ嬉しいことがあったのですが、それは次の記事で。

パフォーマンスとアフタートークの動画はこちら

つづく…

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