Day31 Ireland
-Dublin
昨晩に続き、シアターへ。
River DanceというIrelandの伝統的踊りを中心とした小作品集だ。前記事でもIrish Danceについて紹介したが、タップダンスとフォークダンスを併せたような感じ。
Irish Danceの特徴は、背筋をピンと伸ばしたままでタップのような足さばきをすること。本当に直立のままで!
公演が始まって最初の何曲かは、この見慣れない、直立の地団駄ダンスが滑稽に見えてしまった…けれど、見ているうちに、その美しさにだんだんと魅了されていった。
足さばきのスピードと正確性は圧巻だ。
演目の中で、正統派Irish Danceの好青年たちと、JazzyでStreetなタップの少年たちがダンスバトルをする場面があった。
タップ少年たちは、Irish青年たちの直立ダンスを馬鹿にしたように真似したり、自分たちの柔らかくグルーヴィーな踊りを見せつけたりして挑発してくる。
しかしIrish青年たちも負けていない。超高速技を繰り出していく。
まあ、最後はお互いコラボして踊り、「なかなかやるじゃないか!」「お前らもな!」みたいなハッピーエンドなダンスバトルなのだが。
この対比がとても面白い。
Jazzyなタップダンスの方が見慣れている私は、Irishの方をはじめは滑稽だとすら感じてしまったのに、見ているうちに、だんだんIrish青年の方を応援している気分だった(笑)
踊りにはそれぞれのかっこよさがあり、それぞれの体の使い方がある。卓越したダンサーはみんな美しい。
新しい踊りに出会い、とっても新鮮なDublin旅でした。
つづく…