Crazy and Closed

Day90 Bangkok

もうひとつインドでの話を。

インドで働く彼女と話した、幸せってなんだろうね?という壮大なテーマ。

彼女が働く旅行会社は、6名が日本人駐在員、30名ほどがインド人だそう。

旅行会社といえば、かなり残業があるイメージがあるのだが…

まず、インド人は残業なんかしない。お金を払われてもしないだろう。

家族と過ごす時間、自分の時間が大切であることが当たり前すぎて。

だから、彼女のオフィスでは、インド人は定時に帰るけれど、日本人駐在員は残業をする、なんて光景が多々あるよう。

うん、想像に難くない(汗)

インドの道端って、この人何してるんだろう?っていう人がたくさんいる。寝ていたり、おしゃべりしていたり。商売もしているけど。

彼らは、幸せオーラ全開って意味ではなくて、少なくとも悲壮感なんてないし、だから、まあ、幸せなのかな、とにかく「生きている」っていう表現がしっくりくるというか。

彼女が話してくれたのは、日本人は経済的に恵まれているけれど、目の下にクマつくって、仕事に疲れて、仕事以外していなくて、悲壮感漂わせて…まったく幸せそうじゃないし、「生きている」感がないよねって。

そうだよね。

旅をしていて、日本人を表す言葉として、出会った人からよく聞いたのが、CrazyとClosedの2つの言葉だった。

Crazyは仕事について。働きすぎとか、有給休暇を消化しないとか。さらには過労死まで。

Closedはビジネスもそうだし、アート、その他においてもだ。

あれ?でも、日本って海外から入ってきたものを改良していくのなんて得意技のはず…受け入れていないように見えるってどういうことだろう?と思った。

けれど、ちょっと考えてみると、やっぱりすごく閉ざされている。

たとえば、アートでも技術でも、新しいものが出てきたときに、日本ではじめから受け入れられることは難しい。海外から入ってくるものも、海外ですでに評価を得ているものだったり、日本から出てきたものでも、それらがいったん海外に出て、そこで評価をされてはじめて、逆輸入という形で受け入れるということはよくあると思う。

だから、まったく新しいものに関しての、最初の反応は、拒否反応ってことになるだろう。

評価付きの新しいものに対して、「それ、すごいらしいから、私もすごいと思う」って、やっと受け入れ態勢が整うような具合だ。

自分が好きだと思ったものを、
ただただ、好きって言えばいいのに。言えればいいのに。

そうすれば、いろんな人のいろんな好きが存在できる。

いろんな好きが存在する文化。

おおらかに、ゆったりと、オープンに。

つづく…

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