Day81 Germnay
-Leipzig
Leipzigは東西ドイツ統合後に元気を取り戻した街。家賃はじめ生活コストが安く、若者が集まり、アートの発信地と発展している。
廃ビルを改造してアトリエの集積体となっていたり、若者のコミュニティの基地となっているような空間がいたるところに点在していたり。
Couchsurferに連れられて、アトリエ集積体で、作品お披露目のイベントが金曜から週末にかけてあるというので行ってきた。(金曜日のお話し)
彼の友達もたくさん来ていた。そのほとんどがドイツ以外の国の出身だ。以前はドイツの中でもBerlinなどもっと大きな都市に住んでいた人もいたが、彼らは口をそろえて、この街に移って良かったと、ここが好きだと言っていた。
アートの発信地ではあるのだろうけれど、「私の個性どうよ!」みたいな強い主張をしてくるというより、各々が「これ好きなんだよね~」くらいの感じで生活の中に表現がある。そして、そんな人たちが心地よく繋がっている。
総じて飾り気がなくて、肩肘張っていない。決して華美な方向にはいかないような。
このイベント、金曜の夜はお酒なんかも売っていて、ビール片手にアトリエをぶらぶら。中庭ではDJがいて踊っている人もちらほら。なんだか学園祭みたいだ。
私以外誰もたいして寒いと思っていないみたいだけど、私にとっては激寒で、アトリエの一角でぶるぶるしていたら、毛布を貸してくれた。毛布をぐるぐる巻きにして踊って体を温める。にしても、体感温度ってこれほど違うものか…
それでも寒くて耐えられなくなり、Couchsurferと一緒にその友達のシェアハウスへお邪魔することに。自転車で彼女の家へ。
彼女の母国の強いお酒、ウォッカ的なものを全員で乾杯して、引き続きビールを飲みながら、家の中も寒いから紅茶も飲んで、一人だけ毛布にくるまって、おなかがすいたら、ころがっているパンやらお菓子やらを勝手につまんで(笑)
ああ、私も大学時代に、何をするでもなく友達の家に行って、鍋でもをつつきながら、明け方までぐだぐだして、日の出る頃にチャリで帰る、みたいなことやってた~と思い出した。
たいしたことしゃべってないけどネタは尽きなくて、なんか知らないけど、楽しい。
ちょうど同世代で集まっているところも、自転車移動なあたりも、大学時代みたいだ。
ほんとに、大学時代にタイムスリップしたようだった。
つづく…