Abstraction

Day35 Scotland
 -Edinburgh

Edinburgh Festival Fringeがプレオープンとなり、町のいたるところにあるシアターで、プレビューショーが始まった。ホステルが隣のベッドで仲良くなった女の子と一緒にいくつかショーを見に行くことに。

彼女はオーストラリア国籍だが、実家はインドネシアでさかのぼるとルーツは中国とのこと(華僑の方ということ)。14歳からメルボルンに住んでいて、29歳になる今年、オーストラリア国籍に変えたという。

銀行員の職を辞めて、半年間、世界各国を旅している。オーストラリア国籍にしたのは、旅行をするときに、インドネシア国籍だと、多くの国で観光ビザを取得する必要があり大変なので、この旅を始める前に滑り込みで取得できてよかったと言っていた。

彼女は来春から日本で英語教師として働くことを考えていて、求職中だという。来年また東京で会いたいねと話した。

意気投合した彼女と朝からどのショーを見に行くか調べていた。1か月間で1500を超えるショーが開催される中でどれを見に行こうか決めるのは大変。

ショーは大分類として、下記のように分かれている。

Cabaret & Variety
Children’s Shows
Comedy
Dance, Physical Theater & Circus
Events
Exvitins
Music
Musicals & Opera
Spoken Word
Theater

私のリクエストで「Dance, Physical Theater & Circus」から選ぶことに。

Fringeのショーは、45-75分程度とそんなに長くない。正規料金は10-14ポンドだが、プレビュー期間であるこの2日間は半額のことが多い。

今日は3つショーを見に行った。

Slut
Englandの女性4名によるショー。ある女性の人生を美しく、時に過激に描いている。小道具を多く使い、ストーリーがわかりやすい表現。3人が足を踏み鳴らし、その音で女性に迫る恐怖を描いたシーンがとても印象的だった。

Shoko Seki: Deadline
日本人ソロダンサーのショー。(冒頭写真の方。)過労死がテーマ。抽象度が高く、想像力が掻き立てられる。力強い踊りに終始魅了された。とても興味深い作品だったので、ショー後、メモを残して後日インタビューさせてほしいと依頼した(お返事を下さるといいな…)

Tago:Korean Drum II
韓国の太鼓をメインとした打楽器のショー。一糸乱れぬ高速技に会場大盛り上がり。曲と曲のつなぎに見せるコメディもナイスでした。

今日見た3つはいずれも言葉を使っていない。言葉というわかりやすい表現を使わないというのはハンデともいえるかもしれないが、世界中からお客さんが集まるフェスティバルにおいてはむしろ有利かもしれない。

特に、抽象度の高かったShoko Seki: Deadlineは見る側に想像力が要求され、様々な解釈を許すから面白い。

ショーの後、どう受け取ったか、彼女との会話が深まる。私と彼女でもまた違った解釈でおもしろい。特に、私は日本人だから、過労死と聞くと、直近では電通のことや、もっと昔から長時間労働を是とする労働環境などが頭に浮かぶが、彼女はそれらが無い中で見ているから、彼女の感想も興味深い。

開口一番は、これから日本で働きたいのに、あぁなったら怖いよ…でした(笑)

初日から興奮しっぱなし!

つづく…

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。