A story writer

Day68 Belgium
-Antwerp

ロードトリップの旅仲間の紹介で、Antwerpに住んでいる人に半日一緒に過ごしてもらうことに。

彼は小説家で、現在も執筆中という。

どんなことから小説が生まれるのだろうといろいろ質問したところ、今回は、実体験による感情が着想となっているとのこと。

この小説は、2人の友達のうち、1人が突然失踪し、それを探しに出るというお話なのだが、彼自身、かつて住んでいた街をふと離れることにしたという。その時友達にもあまり多くを話さず離れてしまった。どうしてその時理由をうまく伝えられなかったのか。その時の感情が着想の原点だ。

日々の自分に起こる出来事を小説なり、その他様々な芸術へとつなげることができるっていうのは生活をとても助けてくれると思う。

例えば悲しいことがあった時、しばらくは悲しさに浸るけれど、それを悲しさは悲しさとして形に残してもいいんじゃないかと思い、そして何かを生み出すことで前に進めるような。

日々の中で出くわす様々な感情をどこかで客観視しながら、自分の中からそれを手放していくような感覚。

私はダンス作品でも、美術館に行った時でも、ちょっと気持ち悪いぐらいの作品を見たとき、私そんな強いエネルギーを受け取れないよ…そんなに何か訴えたいことでもあるの?なんていつも思って、後ずさりしそうな感覚になっていた。

けれど、訴えたいというより、その感情を整理したい、みたいな気持ちで作られたと思えば、その作品と適度な距離で付き合えるような気がしてくる。

生み出すけれど、誰かにその思いを渡す、託す、投げつけるというようなことではなくて、宙に浮かしておいてるんだなと思えば。

まあ、なんて抽象的な記事でしょう(笑)

美しい街を歩きながら作り手の話を聞くことでそんなことが腑に落ちる1日でした。

つづく…

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