産後1カ月、20年ぶりにクラシックバレエを始めた話

20年ぶりにクラシックバレエを始めた話。

 

産後1カ月、1か月検診で健康の経過良好のお墨付きをもらった瞬間からクラシックバレエのレッスンに通い始めました。

 

私のダンス遍歴を簡単に書くと、ダンスを始めたのは4歳で、バレエとジャズダンスでした。でも中高はダンス部が無い学校で、習い事ではなくて学校の部活を何かやろうと思っていたので、テニス部に入り、真っ黒に日焼けしていました。大学でストリートダンスをはじめ、その後、27歳で世界一周ダンス旅でいろんなダンスに触れたりしながら、30歳を迎える今年、再びのクラシックなバレエを再開しました。

 

ジャズやコンテンポラリーのクラスでは、基礎練習としてバレエ的なことはやるんですが、クラシックなバレエというものは実に20年ぶりです。

 

なんでバレエをやりはじめたかというと、産後の崩壊した体で好きなように踊ると、「個性」というようなものではなく、崩れた体の「癖」で踊るだけになっていきそうだなと思ったのです。そこで、「型」があるもの、ある意味、目指すべき正解の動きがあるような何かをちゃんと習いながら、体を作り直さなきゃな、と思いました。

 

実は、バレエのほかに、空手なんかもよさそうだな、と思っていました。空手は一度もやったことないけど、型を体にみっちり入れて、ビシバシ体を鍛え直せそうじゃないですか(笑)

 

でも徒歩圏内にバレエスタジオがあったので、バレエにしました。いや、家の近さは育児中の習い事としてはすごく大事な要素なんですが、それ以上に、やっぱりバレエってステキだなーって。長い歴史をかけて積み重ねられたバレエの文化ってすごいなーって。吸い込まれるようにバレエ教室に通い始めました。

 

そしたら、大人になってからやるバレエが予想以上に楽しいのです。

 

いろんなジャンルのダンスを経てきたことや、数年前にピラティスの指導資格を取得した時に解剖学にも触れていたりして、体の仕組みを学んできたことで、先生の言っていることが小学生の頃とちがって、よく「分かる」んです。

 

といっても、「頭で分かる」からといって「体でできる」とはいかないんですけど。

 

でもレッスンを継続すると、できることがちゃんと増えていっているのが実感できる。嬉しい。すごい嬉しい。(そして、できないと悔しい。)

 

こんなふうにシンプルに「嬉しい」をゲットしたくて練習するという感覚は久しぶりでした。それまでの日々の練習や創作って、やってきたことを深めるという方向になることが多くて。それって、「嬉しい」というより「面白い」という感じでした。何かができて嬉しいというより、新しい発見があって面白いという。「わーい!」じゃなくて「にやり」なんですよね。

 

それが、バレエを再開した今は「できた!嬉しい!わーい!」がたくさんあって、とっても楽しい。(そして「できない!悔しい!もっとやる!」が無限に出てくる。)

 

生後3ヶ月あたりから、こにさん(こに、という名前です)に昼寝のリズムがだんだん出来てきて、午前に30分~1時間、午後に1~2時間なんですが、これがママが集中して自由に何かができる貴重な時間。(祖父母は両家とも都外で、保育園などに預けたりもしていないので、平日は私とこにさんで過ごしています)なので、午前の昼寝が始まったら、何を置いてもまずバレエの自主練をするのが日課になっている生後6か月の今日この頃です。

 

短時間でも踊りだけに集中する時間を日々もてることは、3食きちんと食べることと同じくらい、私が心身ともに健康でいるのに必要なことで、大事な時間だと実感しています。

 

ちゃんと昼寝してくれるこにさんと、バレエのレッスンの間みてくれる旦那さん、そしてバレエという素晴らしい文化に感謝しながら、練習する日々です。