ベイビーシアターに、こにさんと一緒に参加しました。
ベイビーシアターって何?ってところからですが、乳幼児のための舞台作品のこと(ジャンル名といえばよいでしょうか)です。お客さんはベビー(とその親御さん)で、時にはベビーも参加する体験型だったりします。
世界各国で様々な作品が上演されていて、ベイビーシアターのフェスティバルは各国持ち回りで開催されているんですが、今年は日本での開催!(国際子どもと舞台芸術・未来フェスティバル公式HP)
さて、今回の作品は、保育士でありベイビーシアターや子供のタッチケアなどの企画をしているしずさん主催。コンサーティーナという小さなアコーディオンのような楽器を弾かれるりょうこさんも一緒です。
どんな舞台だったかは、こちらの動画を見てみてください。舞台だけでなく、楽屋やリハーサル、本番後の様子など、1日を追った動画になっています。
ベイビーシアターって何のためなの?という疑問もあるかもしれません。
なんとなく、「ベビーのうちからアートに触れるってよさそう」とは思いますよね。でも、私にはわかりません。
おいおい、わからないのに参加したのかよ!ってツッコまれそうですが。わからないんです。
こにさんにどういう影響があるかはわかりません。でも、しずさんやりょうこさん、舞台という空間や観客の視線という空気に触れた時、こにさんがどういう反応をするのか興味があったから参加したのです。
いやいや、親の興味だけで子供をひっぱりまわすなよ!とまたしてもツッコまれそうですが(笑)
やってみて感じたを書き残しますね。(さらに、親としての心の葛藤は次の記事に続きます)
普段、赤ちゃんがいると、大人が赤ちゃんを「あやす」という姿勢になると思うんです。でも、そうじゃなくて、赤ちゃんが発信することを「受ける」ということから始めるのって大切だなと実感しました。
矢印で表すと、あやすのは「大人→赤ちゃん」だけど、まずはじめに「赤ちゃん→大人」があって、その次に「大人→赤ちゃん」となる。だから→と←が連なって会話になるというか。
しずさんがおっしゃってました。保育の現場で一番難しいのは「待つ」ことだって。待つことができないと、大人が子供たちに一方的に覆いかぶさっていくような姿勢になるのかもしれません。
受け取る心を広げて待っていることを作品を通して学んだのが一番の収穫でした。
これ、「べき論」として口で言うは易しなんです。でもやってみると、すぐに「あやすモード」になっちゃう。やってみないと体感できない。
だから、やってよかったと思っています。
よかったよかったと言いながらも、ずっと抱えていた親としての心の葛藤もありましたので、次の記事に書き残しました。覗いてみてください(^^;)