絵を踊る(3/5)絵を体に入れる、目

前の記事で触れた、絵そのものを踊るための新たなトレーニングについて。

それは、目の使い方で、今回は3種類の使い分けを習得しました・・・というマニアックな記事になります…

絵を踊るというというのは、絵を見て、じゅうぶんその絵が体に入ったら、動きがでてくるということですが、もし、体に入ってこなかったら、踊りが生まれないということになります。

3週連続の本企画。今回の踊りは即興なので、動きの再現性は無くていい。でも、絵を体に入れることは、再現性がないといけないわけです。(絵が入らなくても、テキトーに動いて取り繕うことはできそうだけど、ウソをつき続けるような状態で舞台にいるのは耐えられないと思う)

なので、絵を体に入れる方法を身につけて、本番に臨めるように練習していました。そこで今回、使い分けられるようになった次の3つの目の使い方の練習と感じたことをメモします。

①1点を見つめる

歩き回り、周囲を見まわして、気になる一点を見つけて詳しく見る。たとえば、壁の3cmの傷を見るとして、3cm全体を見るのではなくて、その中の1mmにフォーカスして見る。できるだけ小さい一点を詳しく見る。(世界にものすごく濃淡ができます)

②視野いっぱいに、ぼーっと眺める

その場で視野を広げる意識で、見えるけど、見てない、何も理解しない。(平面と立体がわからなくなります。あと、視野に入らない背後も見えてくる気がしてきます)

③スキャンする

目を皿のように見開いて、頭を振りながら歩き回り、空間をすべてスキャンするように。目に入ってくるあらゆる情報をゲットしようとする。(情報過多によりパンクします。眩暈がしてきます笑 スキャン中はぶれぶれの「映像」にしか思えないけど、入れた情報はちゃんと脳に焼き付きついていて、あとから、コマ送りのように「画像」として思い出せます)

結果的に、この3つの目の使い方を行き来しながら絵と向き合っていると、ぐわっと入ってくるタイミングが訪れるんですねー。(そこは言語化できない。ぐわっと。そう、ぐわっと入るんです笑)

今後、もっと目の使い方を試したり精度を上げて行ったりしたら、絵の入り方が変わってくるかも。

つづく…